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| ――― 伊藤さんからのバトンです。どうぞよろしくお願いします。 |
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| こちらこそ。ニチイに入社し、取材されることになるなんて思ってもいませんでした(笑)。どうぞよろしくお願いします。 |
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| ――― 坂本さんがニチイに入社した理由や介護、医療に興味を持った、そもそものきっかけは何ですか? |
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2000年に介護保険の制度がスタートし、介護業界がフォーカスされたことで業界に興味を持ち、ニチイに入社しました。入社当時は監査室に配属となり、全国の支店の内部監査を担当していました。その後、ニチイで初となる営業の社内公募制度に応募し、本社で福祉用具の営業を担当することになりました。当時は主に、法人のお客様と接していました。入社する前は、外から市場として業界を眺める程度でしたが、実際に介護や医療の現場に関わることで、間違いなく視点は変わりましたね。
例えば営業をしていた当時、商品を購入して下さったお客様が「ありがとう」と言って下さることが多かったんです。最初は少し戸惑いました(笑)。
でも次第に、こういったサービスを必要としている方のニーズにあったものを、もっともっと提供したいと思うようになりました。感謝される度に、お客様のお役に立てているという実感が喜びに変わり、仕事への意欲や励みになりました。
そして、この度『株式会社ニチイリビング』が設立されるということになり、チームの一員となるべく異動。現在は高齢者住宅事業開発プロジェクト主任として、ニチイリビングの立ち上げから関わっています。 |
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| ――― その『ニチイリビング』ですが、まだ設立されたばかりの会社だとか? |
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はい、2007年7月に設立されたばかりなんです。(株)ニチイリビングは高齢者向けの賃貸住宅事業の企画・運営をやっている会社で、ニチイが100%出資しています。 |
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| ――― 高齢者の賃貸住宅の業務をメインとする会社が、必要とされるようになってきたということでしょうか。 |
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昨今、『急速な高齢化・核家族化の進展』や、『首都圏を中心とした、1人暮らしの高齢者や夫婦のみ高齢者世帯の増加』というニュースを、よく耳にするようになりました。これが、高齢者向けの新しい住まいが必要とされる一番の理由でしょう。
また、以前は、さまざまな理由により、介護の必要性が低い方でも、早いうちから介護施設に入所されるケースも少なくありませんでした。高齢者の方にとっての選択肢は、今のご自宅か、介護施設の二者択一であったわけです。
今後は、そういった方も、介護施設に入所することが困難になる可能性が出てきました。そこには療養病床の再編や、施設に対する総量規制を中心とした制度も関係しています。 |
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| ――― 賃貸住宅を手がける上で、ニチイのノウハウはどのように活かせるとお考えですか。 |
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そうですね、ニチイの在宅介護サービスを提供するお客様の中で、軽度の方を中心に実施したアンケートでも住まいに関する様々な意見が寄せられました。
『段差がなく高齢者に配慮した設計で、安心して暮らすことができる住まい』、『電球の取替えや高所での掃除などを代行してもらえるサービスのある住まい』、『診療所への通院や買物などが可能な利便性の高い立地にある住まい』など本当に介護が必要となってからではなく、今の生活に不便や不安を感じ始めた方が安心して暮らせる住まいへのニーズが高いことは、すぐに分かりました。
ところが、これらのニーズに応え得る高齢者の為の住まいは、大幅に不足しています。 |
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| ――― そこに、ニチイリビングが設立された背景がある、というわけですね。 |
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ええ。高齢者向けの『新しい形の住まい』を求めている方々に、よりよい住まいの形をご提案したいという思いから、高齢者向け賃貸住宅というサービスを提供するニチイリビングが設立されました。
高齢者の方がニチイリビングを利用することで、それまでと変わらない自由でプライバシーを保ち、かつ安心した生活を送ってもらえれば、と思います。 |
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| ――― 坂本さんが、現在担当されている業務はどういったものですか? |
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来年5月に千葉県松戸市稔台で完成予定の、第1号物件の入居者募集に向けた業務を行っています。まだ設立したばかりということもあり、戦略の立案や実際のプロモーション、営業実施、効果検証などほとんど全てを担当していますね。 |
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| ――― 今後、坂本さんが必要と考え目指す、『高齢者の住まい』とはどんなものですか? |
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高齢者のためのより良い住まいとは、お客様ご自身の声を反映させ生まれてくるものだと思っています。ですから、お客様の声に耳を傾け続けることを、第一に目指しています。
最近特に感じていることは、高齢者の方が老後を過ごしていく中で、様々な不安がつきまとっている、ということです。その中で『住まい』と『お金』に関しての心配は、おそらく常にあることでしょう。その『住まい』に対しての心配ごとを少しでも軽減できるように、そして毎日の安心や自由、プライバシーが確保されている住宅を提供できるように、努めていきたいと思っています。
今後、個人的には金融の知識を習得しお客様と生活設計のお話をする際に、少しでも経済的な部分のご相談にものれるようになりたいと思っています。 |
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| ――― 最後に、これから介護・医療の仕事を目指す人に一言お願いします。 |
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私自身、これからまだまだ勉強をしなければと思うことばかりです。
今後は『こんなものがあったらいいのに』といわれるようなサービスや商品を、制度の枠にとらわれず、お客様に提供したいですね。この気持ちを、ずっと持ち続けることが大切だと感じています。
介護や医療だけに限らず、自分を含めて皆が、お客様と真剣に向きあう姿勢を持ち続けられるといいですよね! |
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| ――― 第1号物件の完成が楽しみですね。今回はありがとうございました。 |
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