みなさん、診療所と病院の違いとは何か知っていますか?同じように診察を受けているようでも、実は診療所と病院には違いがあり、自分の症状や目的に合わせて選ぶことで、より適切な治療を受けることができます。 平成19年3月現在、全国に診療所は98,986ヶ所、病院は8,892ヶ所あり、全体の90%以上を診療所が占めていることになります。 医療法によると、診療所は患者の入院施設を持たないもの、またはベッド数19床以下のものを指します。一般に○○医院、○○クリニック、○○内科、○○眼科と呼ばれるものがこれに当てはまります。 一方、病院とは、ベッド数が20床以上で入院医療が主体となっているものをいいます。比較的医療機器がそろっているため、高度で専門的な診療を受けられます。
診療所と病院は、診療所が外来中心、病院は入院中心と機能分担し、相互連携により患者の診察・治療をスムーズに行います。 診療所は、病気の初期治療や安定期の治療、また在宅の患者の治療を主として担当し、病院の専門医は、より重く複雑な病気の患者の治療や高度医療機器を使用した診断を担当します。
何か身体の症状に異変がある場合は、近くの診療所やかかりつけの医にかかります。診療所では診断のうえ、専門的な治療や入院が必要な場合には、患者と相談し、適切な病院を紹介してくれます。その際に紹介状をもらいます。紹介状には、病気の経過、それまでに使った薬や検査の結果などが記載されており、診療所から病院に引き継ぐ時の大切な情報となります。
病院での入院、治療後、症状が安定し外来や往診だけで済むようになった場合には、患者の近くの診療所やかかりつけ医に入院中の経過などを報告し、その後の対応をお願いするなどの連携を取っています。