2018年05月09日

医療事務の仕事内容について知ろう

医療業界は常に人手不足で、求人は絶えることがありません。そのなかでも女性を中心に人気があるのが医療事務の仕事です。主な仕事内容と1日の流れについて見てみましょう。

医療事務の仕事の種類と特徴

医療事務とはその名のとおり、医療機関(病院や診療所など)で行われる事務全般のことを指し、その仕事に従事する人も含めてそう呼びます。

それでは、医療事務の仕事内容について具体的に説明していきます。まずは来院された患者様の応対を行う受付窓口業務があります。診察券の確認や、来院理由をたずねるなど簡単な問診(初診の方には用紙記入依頼)などを行います。

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また、そのほかレセプトと呼ばれる診療報酬明細書の作成があります。こちらは医療費の計算が必要で、専門性が問われる部分ですが、最近ではIT化が進み、コンピュータ入力によって算出された明細書の点検や確認が主となります。不備や間違いがないよう細心の注意を払って業務にあたることが求められます。

医療事務は医療保険にかかわる専門職であるとともに、受付で患者様に応対する機会も非常に多いため、知識やスキルと同様にコミュニケーション能力が問われる職種だといえます。

医療事務の1日の仕事のスケジュール

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医療事務の仕事に対する理解を深めるために1日の仕事の流れの一例を、参考までにご紹介します。勤務形態や勤務先によって詳細は異なります。ここではクリニックでの一日を紹介します。

[8:30]出勤・清掃

9時から診療を開始するクリニックの場合、医療事務スタッフはその30分前には出勤して患者様を迎えるための準備を行います。

出勤後、制服に着替えたら玄関や受付、待合室・診察室などの院内清掃を行います。必ずしも病院にかぎったことではありませんが、気持ちよく1日を始めるためのスタートとしてまずは清掃を行うのが一般的です。

[9:00]午前診療の開始

診療時間中の主な業務は、受付での患者様応対になります。患者様の受付や問診、診察のご案内のほか、会計や電話対応などを行います。

[12:00]午前診療の受付終了

午前診療の受付が12時に終了し、診察中の患者様、会計待ちの患者様がいなくなったら待合室の片づけを行い、昼休みに入ります。

[14:00]午後診療の開始

午前と同じように、患者様の応対を行います。患者様の受付や問診、診察のご案内、会計や電話対応などを行います。

[18:00]午後診療の受付終了

すべての患者様の診察と会計が終了したら、清掃を行い、その日の業務は終了です。残業は比較的少ない職種です。

月末から翌月10日まではレセプト業務が発生

ほとんどの患者様が保険証を提示して診療を受けますが、窓口で支払うのは実際の費用の3割で、残りの7割は医療機関が国に対して後日請求を行います。(※)。レセプトはその明細書であり、診療の内容ごとに報酬金額が全て点数化されているのが特徴です。
※患者様の年齢や医療保険の種類によって異なります。

このレセプト作成は毎月の月末から翌月10日までに実施する必要がありますので、その期間中は診察終了後にレセプト作成・点検を行います。

大変だけどやりがいのある医療事務の仕事

医療事務の日々の仕事の中心は、患者様応対であり、月末から翌月10日にかけてはレセプト作成・点検が発生します。患者様応対もいわゆるサービス業の接客とは違い、体調不良の方やその家族が対象ですから、難しい部分もあります。レセプト作成・点検も医療機関の収入を決める大事な仕事です。

決して楽ではありませんが、何よりも患者様の役に立っている、患者様に頼りにされるというやりがいを感じられる仕事です。

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