2018年03月30日

介護の仕事に就くために必要な資格とは?

少子高齢化が進むなかで、求人ニーズが高まっているのが介護の仕事。今後もますますニーズが高まっていくことが予想されています。では、介護の仕事に就くためにはどのような資格が必要なのでしょうか?

広がる介護職の活躍の場

介護職員は日本全国で需要が高く、訪問介護事業所や有料老人ホーム、デイサービスや医療機関など、さまざまな場所で必要とされています。年齢を重ねても働くことができる仕事ですし、介護事業所は多くの地域に存在することから、自宅の近くで長く働きたい女性や主婦に向いている仕事のひとつといえるでしょう。

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介護の仕事に必要な資格とは

では、介護関連の資格にはどういったものがあるのでしょうか。ここでは、主要な資格についてご紹介したいと思います。

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介護職員初任者研修

介護の仕事に就くための入門資格といえるのが、介護職員初任者研修です。食事、更衣、入浴介助など、高齢者や障がい者にさまざまな専門的サポートを行うための知識と技術を身につけます。養成校での講座修了時に修了証明書が交付されます。

受講するために必要な資格や経験はなく、未経験の方や無資格の方でもチャレンジすることができます。

介護福祉士実務者研修

初任者研修と同じように、誰でも受講することができますが、講義や演習の内容が初任者研修と比べても幅広く、さらに専門的になっています。保有する介護の資格によって、養成校での講座受講期間が短縮され、講座修了時に修了証明書が交付されます。

次に説明する介護福祉士になるための「介護福祉士国家試験」を受験するためには、この実務者研修の修了と3年以上の実務経験が必要になります(実務経験ルートの場合)。

介護福祉士

介護の現場の実務経験を積み、実務者研修を修了した人などが「介護福祉士国家試験」に合格して取得できる国家資格です。介護の現場では介護福祉士がリーダー的存在となり、身体介護や生活支援など介護サービスの提供だけでなく、介護サービス利用者やその家族からの相談対応やアドバイス、介護スタッフを束ねるチームのマネジメントなど、管理者としての業務も行います。

受験資格として、「介護業務に3年以上従事していて、実務者研修を修了している(実務経験ルート)」「福祉系高校にて定められた科目・単位を取得し卒業している(福祉系高校ルート)」など、いくつかのルートがあります。

ケアマネジャー(介護支援専門員)

2000年に導入された介護保険制度に伴い公的資格として認められた資格で、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、実務研修を修了後に各都道府県に登録することが必要になります。介護保険や介護サービスの要であり、介護保険サービスを受ける際に必要なケアプランの作成をしたり、介護施設入所者のための介護計画などを立てたりします。

受験資格は、社会福祉士、介護福祉士などの法定資格を保有し、その資格に基づく業務経験が5年以上(900日以上)、または介護施設などで生活相談員や支援相談員などの相談援助業務経験が5年以上となります。

理学療法士

Physical Therapist(PT)とも呼ばれ、身体に障がいを持つ方に対して運動療法や物理療法などを行うリハビリテーションのスペシャリストです。病院・クリニックや介護施設などで活躍しています。理学療法士は国家資格で、養成校を修了後、理学療法士国家試験に合格する必要があります。

作業療法士

Occupational Therapist(OT)とも呼ばれ、理学療法士と同様にリハビリテーションの専門家です。理学療法士が座る・歩くなどの基本動作能力の回復を目指すのに対し、より応用的な動作能力や社会的適応能力を回復させるのが作業療法士の役割です。作業療法士も国家資格であり、養成校を修了し国家試験に合格すると取得できます。

介護予防運動指導員

高齢者ができるだけ自立した生活を送れるようにサポートする、介護予防のエキスパートが介護予防運動指導員です。専門知識に基づいて、一人ひとりの日常生活に合わせたプログラムを立案し、マシントレーニングや転倒予防体操、尿失禁予防運動などの運動指導を行います。養成校での講座修了時に登録証が交付されます。ただし、介護福祉士や介護支援専門員などの資格を取得ないしは取得見込み者であること、ホームヘルパーと介護職員初任者研修は資格に加えて2年以上の介護の実務経験が必要、など講座受講には条件があります。

未経験の方は、介護業界への最初の一歩、初任者研修に挑戦しよう

日本全国で需要が高く、介護施設や訪問介護などさまざまな介護事業所のほか、医療機関など活躍の場も広がっている介護の仕事。今後も高い求人ニーズが見込まれる介護の資格取得を目指すなら、まずは介護職員初任者研修に挑戦することをおすすめします。

さらに経験を重ねて、介護福祉士やケアマネジャーなどの上位資格を取得すれば、より専門的な仕事に携わることもできます。まずは、介護職員初任者研修を受講して、介護業界への最初の一歩を踏み出しましょう!

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