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入院したときに、どのような治療をしていくのかをまとめた計画表があります。これが「クリティカルパス(診療計画表)」です。これは、入院時に必要な手術や検査、使用する薬剤などを時系列でまとめたいわば治療のスケジュール表で、近年徐々に浸透してきており、現在は約6割※の病院で利用されています。(※中央社会保険医療協議会調べ)
では、クリティカルパスを使用するとどんなメリットがあるのでしょうか?
【クリティカルパスのメリット】
医者が患者にパスで入院中の診療計画を明示することで、患者は退院のめどや費用、治療方法等がわかり、安心して入院生活が送ることができる。
病院はパスをもとに治療を進めるので、薬剤の間違いや手順のミスを未然に防ぐことができる。
パスを作成し、病院の業務内容が明確化されることで、適切で効率的な治療が可能となる。その結果、在院日数が減り医療費削減の効果もある。
※患者自身にわかりやすいように、イラストを入れるなど工夫されています。
※パスの項目等は、病院によって異なります。
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クリティカルパスが広がった背景として、DPC(診療群別包括支払制度)の導入が関係しています。DPCとは、一日の入院医療費を検査や投薬の量に関わらず定額にするもので、病院側がコストを抑えようと必要な治療を省く「過少診療」を防ぐためにもクリティカルパスの必要性は高まっています。
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地域で医療機関が連携して治療を進めるため、治療を受ける全ての医療機関で共有する「地域連携クリティカルパス」というものもあります。
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