2018年05月09日

保育士の1日の仕事内容とは?

保育士の仕事内容は、子育て経験のある方はもちろん、そうでない方でもなんとなくイメージしやすいかもしれません。しかし、実はその業務内容は多岐にわたり、子どもと向き合う体力と精神力、地域社会や保護者とのコミュニケーション能力も求められる仕事です。それゆえ保育の国家資格である「保育士」には、高度な専門性や保育知識が必要とされます。

今回は、保育の仕事内容をご紹介します。

保育士の仕事内容とは?

保育士は国家資格です。高い専門性と知識、責任感が求められ、その専門知識や技術のもと、子どもの保育にあたります。乳児から小学校就学前の幼児までを保育するのが主な仕事ですが、ただ単純に子どもを預かり世話をするというものではありません。

子どもに対してだけではなく、保護者へのアドバイスや子育てのサポート、保育業務やイベントを通しての地域社会との連携を図ることも大切な仕事です。そのほか、行事の計画や実行、園だよりの作成、施設内の安全点検など、仕事内容は多岐に渡ります。

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保育士の1日のスケジュールを解説

保育園が一番活気づく「朝~午前中」

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出勤したら開園準備からスタートです。部屋の掃除や朝礼を行い、開園時間になったら子どもたちを迎えます。保護者から園児を預かる際には、朝起きてからの様子や、子どもの健康状態、配慮すべき点をヒアリングします。その後はそれぞれのクラスでの活動や遊びがはじまりますので、子どもが怪我をしないように見守ることも大事な業務のひとつです。

[ポイント]

この時間に子どもの健康状態をみます。子どもの体調は、気温や湿度など天候の変化によって変わることもあるため、日案・週案といった計画どおりに保育を行うのか、それとも修正が必要なのかなどを見極めることも、保育士の重要な仕事です。

保育は、一人ひとりの子どもの成長度合いに寄り添って、綿密な計画を立てては修正を繰り返しながら、行われているのです。

食事や遊びがメインの「お昼」

お昼になったら食事の用意をし、子どもが楽しく食事をできるようにします。子どもの年齢に合わせて適切に食事のマナーを教えるのがここでの大切な仕事です。

[ポイント]

一見楽しそうな時間ですが、食物アレルギーを持つ子どももいますので、アレルギーに対する知識や予防策も必要です。

入園前に保護者からきちんとアレルギーの内容を聞き、それを頭に入れておくことはもちろん、食物アレルギーを持つ子どもが間違って口に入れてしまったり、他の子どものものを食べてしまったりしないよう、食事中も配慮が必要です。

昼食が済んだらお昼寝の時間です。

子どもの歯磨きや着替えを手伝い、寝つくまで絵本の読み聞かせなどを行います。子どもが寝たら、片付けや連絡帳の記入などの事務作業を行います。この間に、子どもの怪我やトラブルなど保育士間で共有すべき情報の伝達や、全体での会議などを行うこともあります。

[ポイント]

お昼寝の時間には、年齢に応じて(5~15分間隔で)SIDS(乳幼児突然死症候群)予防のために呼吸の確認を行います。

お迎えを待ちながらの「おやつ~帰宅」

お昼寝が終わり、子どもが起きてきたらトイレや着替えを手伝い、おやつの時間となります。その後は室内や庭で自由に遊ばせながらお迎えの時間を待ちます。

[ポイント]

一緒に遊びながら、ケガをしないように見守り、子どもの体調や行動などの変化を細かくチェックすることも必要です。保護者が迎えに来たら、子どもの1日の様子などを伝えます。

保育以外の業務を行う「夕方~夜」

子どもが全員帰宅したら、片付けや掃除、戸締りなど、施設の安全点検などを行います。また、事務作業や行事の準備などの残務があれば残業をすることもあります。

[ポイント]

計画的に保育を行うために、日案・週案・月案の目標を立てることも大事な業務です。この時間帯に作業や会議が行われます。

発表会や運動会、お誕生会などの行事の前には小道具や衣装などの制作作業や、季節や行事に合わせて保育園の中の飾りつけなどを行う場合もあります。

保育士の仕事の魅力とは

保育の仕事について、「子どもと接する以外の仕事は、保護者対応くらいかと思ってた」という人も多いと思います。もちろんそれも大事な業務のひとつですが、子どもの安全を守りながら成長を促し、保護者とコミュニケーションを図るという表立った仕事の裏側には、保育の専門知識と、綿密な計画、その管理が必要です。

しかしながら、保育士の仕事の最も大きなやりがいは、たくさんの子どもの成長を身近に感じられるということです。子どもは可愛く、保育士を親のように慕ってくれます。乳児の頃からお世話を担当している子どもがはじめて笑ったり、立ったりする瞬間に立ち会えたり、幼児が今までできなかったことができるようになったときに一緒に喜べるのは、保育士ならではの特権であり、大きなやりがいを感じる瞬間でもあります。

子どもが好きな人にとって、これ以上に魅力的な仕事はないのではないでしょうか。

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