2019年08月28日

ホームヘルパー(訪問介護員)とはどんなお仕事?ホームヘルパーになるにはどうすればいい?

ホームヘルパー(訪問介護員)の主なお仕事は、介護が必要な高齢者のご家庭を訪問して、入浴、排泄、食事、移動などの日常生活の援助を行うことです。ホームヘルパー(訪問介護員)になるには、都道府県または都道府県が指定した研修事業者による研修を受講・修了する必要があり、現在は介護職員初任者研修がホームヘルパー(訪問介護員)の入門資格と位置づけられていますので、まずはこれを受講することがスタートラインになります。

ホームヘルパー(訪問介護員)とは

ホームヘルパーは訪問介護員の通称で、正式な呼称ではない

ホームヘルパーの介護保険法における正式な名称は「訪問介護員」です。通称のホームヘルパーのほうが世間には浸透していますが、ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事に就こうと考えているのなら、正式名称は知っておきましょう。

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介護保険法の改正により、「ホームヘルパー2級」が「介護職員初任者研修」に移行

ホームヘルパー(訪問介護員)になるには、都道府県または都道府県が指定した研修事業者による研修を受け修了することが必要です。介護の基礎知識と技術を備えていることが証明される資格であり、かつては「訪問介護員養成研修2級課程(ホームヘルパー2級講座)」がそれに相当していましたが、2013年の介護保険法の改正により「介護職員初任者研修」に移行されました。さまざまにあった介護の資格や研修を「入門資格は介護職員初任者研修」のひとつにまとめ、キャリアパスを明確にすることで、優秀な介護職人材をより多く育成・輩出するのが狙いです。

介護職員初任者研修は、厚生労働省が定めるカリキュラムを修了し、筆記試験に合格することで取得できます。ホームヘルパー2級と比較すると、こころとからだのしくみ、生活支援技術、高齢化によって増えるとされる「認知症」についても学ぶ、より実践的なカリキュラムで構成されています。

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容、やりがい

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容

ホームヘルパー(訪問介護員)のお仕事は、大きく「身体介護」「生活援助」の2つに分けられます。

「身体介護」とはお客様の身体に直接触れる介護のことです。例えば、以下のようなものが挙げられます。

・食事介助
・入浴介助
・トイレへの移動や動作の介助
・おむつ交換
・着替えの介助
・体位変換介助
・服薬介助

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食事を摂るときの「食事介助」、入浴・シャワーを介助する「入浴介助」、トイレへの移動や動作の介助・おむつ交換といった排泄の介助、着替えの介助などは、身体機能の低下によって自力では行えない日常生活の行為のサポートにあたります。

また、床ずれ予防のための「体位変換介助」や、病院からもらう薬の服薬をサポートする「服薬介助」といった、ADL(日常生活動作)の維持・向上も「身体介護」の仕事内容に含まれます。

これらは、お客様が健康的な日常生活を送ったり身体機能を向上するうえで欠かせません。ホームヘルパー(訪問介護員)は、こうした事柄に対して、一人ひとりのお客様の身体機能の状態や自力でできる範囲に応じて適切にサポートしています。

一方、「生活援助」とは身体介護以外の日常生活の援助を行うことで、以下のようなものが挙げられます。

・料理や掃除・洗濯
・日用品の買い物
・薬の受け取り

例えば、一人暮らしのお客様の場合、外出や買い物・料理・洗濯などは生活に不可欠ではあるものの、すべてを一人で行うには身体的に負担が大きいこともあります。そのような場合、ホームヘルパー(訪問介護員)がご自宅を訪問して日常生活を援助します。

ただし、お客様本人以外のために行うことや、日常的な家事に該当しない行為は、「生活援助」には当てはまりません。

このようにお客様がいきいきと充実した日常生活を過ごせるように、また、お客様がご自身でできることの維持を目指してサポートするのが、ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容となります。

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事のやりがい

介護保険サービスの担い手として、ホームヘルパー(訪問介護員)は大きなやりがいのあるお仕事です。お客様がその人らしく、いきいきと毎日を過ごせるように日々の生活を支え、1日1日が充実していくことを一緒に喜びあうことができます。お客様が暮らしやすい環境を整え、感謝の言葉や笑顔に触れることができるのは、ほかの仕事にはないホームヘルパー(訪問介護員)ならではのやりがいです。さらにホームヘルパー(訪問介護員)としての実績を積み、上位の資格にチャレンジすることで、キャリアアップを実現していくやりがいもあります。詳しく知りたい方は次の記事も読んでみてください。

介護職員(介護スタッフ)のお仕事
サービス提供責任者のお仕事
介護福祉士のお仕事

ホームヘルパー(訪問介護員)として働く魅力

働く時間を選びやすい

ホームヘルパー(訪問介護員)の雇用形態はさまざまです。正社員や契約社員、パート・アルバイトなど自分に合った雇用形態を選択できます。働く時間を自分の都合に合わせやすく、職場環境によっては短時間勤務も可能です。育児などで長期間専業主婦だった方が復職を目指す第一歩として、また、すきま時間に働きたいという場合などにも、自分の生活時間帯に合わせた働き方ができるという点で、ホームヘルパー(訪問介護員)はおすすめのお仕事だと言えます。

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働く場所や働き方も多彩

働く時間だけでなく、働く場所や働き方も多彩なのが、ホームヘルパー(訪問介護員)の魅力です。介護事業所に常勤する正社員や契約社員としてだけでなく、非常勤の登録ヘルパーとして、自宅近くで時間に融通を利かせて働くこともできます。プライベートを大切にしながら勤務できるので、子育てとの両立などもしやすく、働く場所と時間をうまく調整することで自分に適した働き方もできます。

ホームヘルパー(訪問介護員)になるために役立つ資格

ホームヘルパー(訪問介護員)になるために資格は必要?

ホームヘルパー(訪問介護員)になるには、介護職員初任者研修(または、上位資格の介護福祉士実務者研修)の修了が必須です。まずは介護職員初任者研修を受講してホームヘルパー(訪問介護員)への第一歩を踏み出しましょう。

介護職員初任者研修の受講に年齢や学歴の制限はありません。また、資格取得までには130時間のカリキュラムを修了する必要があります。講義の頻度や時間が選べるところなら、短ければ1.5ヵ月、通常では3~4ヵ月ほどの期間で修了できます。

介護職員初任者研修では、介護の基本から介護職員に必要な専門知識、技術を学びます。通学と自宅学習を組み合わせたカリキュラムが基本で、特に身体介護などの実技は通学でしっかり身につけておきます。

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さらに、介護福祉士実務者研修や介護福祉士国家資格を取得するとキャリアアップを目指せる

介護職員初任者研修を修了した後は、介護福祉士実務者研修や介護福祉士国家資格を取得することでキャリアアップを目指せます。介護福祉士実務者研修を修了すると、サービス提供責任者と呼ばれる訪問介護サービス全体を計画、管理する立場になれたり、国家資格である介護福祉士の受験資格が得られたりします。こうしたキャリアアップにチャレンジするための第一歩が、介護職員初任者研修の受講、修了になるのです。

ホームヘルパー(訪問介護員)を目指すなら、ニチイの介護職員初任者研修

ホームヘルパー(訪問介護員)を目指すなら、まずは介護職員初任者研修を受講しましょう。これまでに100万人以上ものホームヘルパーを輩出し(※)、実際に全国で14万人のお客様に介護サービスを提供しているニチイなら介護職員初任者研修も安心して受講できます。介護現場をよく知る講師から直接指導を受けることで、即戦力として活躍できるしっかりとした知識と技術が身につきます。受講期間は、最短なら1.5ヵ月程度で修了できます。また、研修(講座)を修了したあとは、ニチイの介護事業所への就業についての相談もできます。ニチイには、全国約1,400ヵ所の介護事業所があり、ホームヘルパー(訪問介護員)が活躍できる職場はもちろん、居住系介護施設の介護職員まで、あなたの条件に合った職場を見つけることもできます。ホームヘルパー(訪問介護員)を目指すなら、ニチイの介護職員初任者研修の受講をぜひ考えてみてください。

(※)ホームヘルパー2級講座および介護職員初任者研修の累計修了生数

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